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○○で子どもの成長を見守ります。○○区○○○町、星の郷総合教室

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〒576-0022 大阪府交野市藤が尾4-6-10

アラカルト−思いつくままに、思いついた日に

2019年2月26日(火) ちょっとしたことかもしれないけれど……

初歩教材PERFECTでは、習い始めてすぐに2桁や3桁の問題に取り組みます。

入会1週間ほどの幼稚園年長児Aくん。30+50+10という問題で質問に来ました。
「30はさんじゅうと読むよ。3と0の二つの数字を使っているね。そろばんでも2つの場所を使います。ではどこに3を置けばいいでしょう?」
と、問いかけます。しばらく逡巡した後、親指が十の位に行き、まさに3を上げようとする寸前で、
「はい、ではこの1問題だけ自分でやってきましょう」と説明を終わります。
Aくんは席に戻って同じようなひと続きの問題を5問題やってきました。
結果はすべてバツ。2桁の答えの0を書かずにすべて1桁として書いています。
「1問題だけやってくるように言ったよ」と軽く注意をしながら、再度先の問題に取り組ませます。
「(一の位を指さして)ここに9があると、答えは9です。でも、9が一つ隣にあると答えの数字も2ついるんだ。目に見えないけれどここには何という数字が隠れているかな?」
Aくんは席に戻って、今度は1問題だけ計算して90と書いて持ってきました。
「では次の1問題だけやってきましょう」
再び正解したので、次の指示です。
「間違えた残りの3つの問題をすべて計算してきて下さい」

続いて、100+500+100が出てきます。恐る恐る指先が3桁のあたりに行ったところで、見守りが終了し、自席で取り組むように指示をします。「恐る恐る」というのは実は非常に大切な心の動きです。考えてはいるものの考えが果たして正しいかどうかの確信はなく、しかしながら自分自身の力でなんとかやってみたいが間違えるのも嫌だというほどの葛藤が幼心に渦巻いているのでしょう。
「正解! 自信を持ってやっておいで。間違えても大丈夫です」

「恐る恐る」くんは背中を押されたことで、安心して問題に取り組みます。正解しようが間違えようが、先生がそういっているのだからとにかくやればいいのです。そして正解でもしようものなら、心はもともとマイナス地点の「恐る恐る」くんですから上がり幅は半端なものではありません。
何も考えなかったり、まずは何でもいいから適当にやってみようといった「恐る恐る」の対極にある心持ちでは、自力で解いた満足感はそこまで大きくはないでしょう。

PERFECTでは次のページに11+11、続いて45+53という問題が出題されます。この二つの問題を説明だけして自力でさせました。Aくんは2問とも正解をしたので、
「今度は何題計算してきますか?」
と、尋ねました。Aくんは2本指を立てています。
「では、2題計算してきて下さい」
ほどなくして、やってきたAくん。見事、2題とも正解です。
「では今度は何題計算してきますか」
Aくんはハッキリと言いました。
「3 題、してきます」

Aくんの中で、小さな小さな、しかしながら確かでしっかりとした何らかの変化があった瞬間です。

教え込んでしまえばそれほど時間はかからないかもしれません。しかし、それだとAくんが感じ取る果実の味は半減するかもしれないという思いが抜けきれず、何を指導し、何を我慢して指導せず、何を示唆にとどめるかを常に頭の中心に置きながら生徒たちに接しています。
Bくん、Cさん、Dくん、Eさん……。一人ひとり、指導・示唆の割合は違います。Aくんにも、日によって、そして内容によってその割合は変化します。
それは、生徒たちは一人として昨日と同じ状態で今日を迎えていないからなのです。

2019年1月1日(火) 生徒とともにある

12月16日の日曜日は午後1時から一週間後に迫った「そろばん大阪一決定戦」の準備会を星の郷教室で行いました。演技部門、審査部門、記録部門のそれぞれの責任者と、担当理事、担当常務理事等、10名ほどの会となりました。
通常、大会準備といえば、問題、賞品、各種書類などの準備や点検、業務内容の打ち合わせを行うものですが、16日はこれらに加えて、大会のシミュレーションを実施しました。
演技を行う進行役の指示で、選手に扮した他のメンバーが動くわけです。

「えー、まずはじめに……。」
「えー」も不要なら、「まず」と「はじめに」はどちらか一つで充分です。場合によってはどちらもなくても差し支えありません。
「……したいと思います。」
「思う」のではなくて決定事項なのだから「……します。」というべきではないか。

こんなことが延々と続きました。

指示は適切か。間の取り方はこれでいいか。選手に戸惑いは生まれないか。「かけ算」なのか「乗算」なのか。「問題」なのか「答案用紙」なのか。待機中は机の左側にそろばんを縦向きに置くが、では左手でそろばんを弾く左利きの選手も左側でいいのか。
普段は何事もなく自然に流れていく言葉一つひとつを吟味しながらの作業は長時間に及びました。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったり、常識が人によって違うということもよくわかりました。
また、実際に時間を計って当日の問題の計算もしました。問題内容に不適切なところがないかを意識しながらする計算はより一層の集中力を必要としますが、この集中力は絶対に間違えられない意識で当日取り組む選手たちのそれと重なります。

なんとなく無造作に日常の少しだけ延長線上で大会を運営するのと、言葉を考え、状況を考え。選手の思い、観客の思い、保護者の皆様の期待なども意識して大会を運営するのとでは雲泥の差があります。16日はその差を実感するための取り組みだったのです。

「生徒とともにある」とは、生徒と仲が良いとか、生徒に慕われているとか、生徒に人気があるとか、そんな物差しで測れるものではありません。迎合するわけでなく、かといって威張るわけでもなく、生徒の成長にとって最良の時間と空間を共有できている様を「生徒とともにある」状態だと私は考えています。
そして、「生徒とともにある」状態は他力で生まれるものではなく、自力で生まれるものだとも考えています。さらに、「生徒とともにある」状態は、偶然生まれるものではなく、日常の意識の持ち方で必然的に生まれるものだと思っています。
思いついた良かれと思うことは実行する。失敗すれば、全力で失敗を取り戻す努力をする。そしてまた立ち上がって挑んでいく。
「生徒とともにある」とは生徒の必死さにこたえるべく全身全霊を傾けてこれらを全うする大人たちのあるべき姿です。

2018年12月17日(月) 自己分析

星の郷教室では、間違い直しを「要指導」問題と「指導不要」問題とに分けます。
「要指導」は、生徒の理解度を確認したり、間違いパターンを生徒自身に認識させたり、適当な計算で偶然正解にたどり着くのを防ぐために、指導スタッフの目前で間違い直しをします。
生徒の多くは、何度も何度も同じ間違いを繰り返しながら少しずつ上達していきます。1枚の答案の中に「要指導」の問題が10問題を超える生徒もいますが、やがては必ず「要指導」が0になっていきます。
「要指導」とはいっても、指導が必要なことは少なくて、ふつうは確認で済みます。理解はしていても、いざ時間を計ったり仲間と競争したりすると、冷静さが吹き飛んでしまって間違えてしまうのです。

車で片道40分ほどかけて通ってきてくれているAさん。かけ算の間違えるパターンが決まっています。今日も1時間目に「要指導」が複数問題ありました。
2時間目。計測の前にアプローチを少し変えてみました。
「Aさんがいつも間違い直しのときに指導を受けなければならないのはどんな問題か自分で作ってみよう。」
すると、見事にその問題を問題用紙の裏に書いてきました。そこまでわかっていながら同じ間違いを繰り返すのもおかしなものですが、それだけ計るとなると必死なのでしょう。
そういえば、いつも桁間違いをする生徒に「なぜそんなに間違えることができるのか?」と尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきたこともあります。「そろばんを弾くのに集中していたから。」

さて、Aさん。先の会話の後に計時したところ、いつもより計算問題数は減っていましたが、なんと全問正解!
裏に間違えやすい自作の問題が記入されたプリントでしたが、自作問題がお守りになったのかもしれません。

2018年12月3日(月) 平等

平等に同じことを指示するのがふさわしい場合と、そうでない場合とがあります。

突然襲ってくる地震からいかにして身を守るかは全員に同じ指示をする必要があります。誰かに指示をして誰かに指示をしなくて良いというものではありません。

しかし、生徒に何かの技術を習得させる時に、すべての生徒に平等に同列で教えることが必要かといえば、そうではありません。むしろ、必要でない方が多いかもしれません。

すべての生徒をできるようにさせたい、すべての生徒を伸ばしたい、ということを願って平等に接するのは必要です。が、平等に同じように指導することが平等かというとそうではなくて、一から十までの指導段階のうち、どのレベルまで教え、あとは子ども自身がもつ力に任せるかというのは個別対応となります。
平等なのは個別対応という点であって、指導内容までも平等にすると、指導内容に適した子どものみを伸ばすことになりかねません。

生徒によって教える内容は違います。また、同じ生徒であっても能力の伸びに応じて教える深さが変化していきます。指導は永遠に未完成なのです。

2018年11月23日(金) 指導

習い始めの生徒には教えることがある。点検するところがある。見守るところがある。
6級の生徒にも教えるところがある。点検するところがある。見守るところがある。
3級の生徒にも教えるところがある。点検するところがある。見守るところがある。
2級の生徒にも1級の生徒にも初段の生徒にも3段の生徒にも5段の生徒にも10段の生徒にも、教えるところがある。点検するところがある。見守るところがある。

指の動き、間違い方、答えを書くまでの時間、次の問題へ移る時の視線の動き、そろばんと問題の位置関係、省略計算、数字の大きさ、プリントを表返す方法……etc.

ほんのいくつかを列挙しました。
級や段、年齢の違いによってそれぞれの項目の求めるレベルは異なりますが、基本の徹底という観点から指導者は指導項目を常に気にかけていなければなりません。そうしないと、一部の生徒だけが伸びたり、やる気のある生徒だけが上達する教室になってしまいます。

教室にはさまざまな生徒が通ってきてくれているのです。

ちょっとしたことをちょっとずつ積み重ね、ちょっとしたところの動作を研ぎ澄ませて、ちょっとした時間を稼ぐ。
そろばんの練習はちょっとしたことに気を配りながら集中して物事を処理する能力を養う訓練です。

2018年11月20日(火) 仕掛け

今日はitestのかけ算stage1をしている生徒4人に仕掛けました。
なかなか自分の殻を破れず、良く言えば「落ち着いている生徒たち」4人に特別席を設けて着席させ、スタッフが張り付きます。「かけ算レベルアップ練習を行います」と宣言し、スタート。
生徒は5問題終了ごとに、「5」「10」「15」……と番号を言い、スタッフは生徒が言う番号を短くスパッと繰り返します。
仕掛け、といってもたったこれだけなのですが、2人が進級し、2人がstage2に進みました。
もともとマグマだまりにマグマをたっぷりため込んでいる生徒たちではあったのですが、通常の練習ではそれを爆発させるところまではいかなかったのです。

今日の練習で、取り組む姿勢と結果がコミットすることに気づいてくれれば良いのですが、なかなかそういつもうまくいくはずがありません。また、誰にでもいつでも通用するかと言えば、これまたそうではありません。適した時期と適した状態があります。
この見極めが、指導の楽しいところであり、また難しいところでもあります。

2018年11月19日(月) 「静かにしなさい」っていったい・・・

授業見学に来られる皆さんが異口同音におっしゃる言葉があります。
「生徒の皆さんが静かですよね〜」。

生徒は学びに来ています。練習に来ています。
生徒は学びたい存在で、練習をしたい存在です。

学ぶべき時期に学ぶべき材料があり、学べる環境があれば、生徒たちは熱心に課題に取り組みます。子どもは伸びたいのです。子どもだけでなく、大人だって伸びたいのです。

騒ぐのは他にすることがないからで、静かなのは何をすべきかを生徒たちが知っているだけなのです。
何をすべきかわからない生徒は質問に来ます。生徒の成長に応じて、質問に答えることもあれば、一緒に考えることもあります。何をすれば良いのか質問に来ることができず、席についたままじっとしている生徒には我々スタッフが生徒のところに出向いて話します。解決策を提示して、次からは質問に出てくるように背中を押して指導が終わります。

子どもたちを保護者から預かっている時間を騒がせることに使わせてしまうのは、子どもたちの成長に関わる専門職として敗北だと思うのです。
だから、そうならないために、生徒たちが何を目指してその時間をどう過ごすかを授業開始前に生徒たちに明示し、アナウンスもします。明示してアナウンスをするのは、目からの情報に強い生徒もいれば、耳からの情報により強く関心を示す生徒もいるからです。年齢もまちまちです。

それでも「静かにしなさい」と言ってしまうことがあります。口に出してから「しまった!」と思うのですが……。
「静かにしなさい」というのは準備や工夫ができていなかった自分自身へ向く非難の言葉です。生徒たちが騒ぐ状況を作ってしまった自分自身の至らなさを公言しているようなものです。

コンサートや映画が始まる時、照明がやや落ちてBGMが小さく流れ出しただけで何千何万と入った会場が一体となります。シーンとなることもあれば、大きな手拍子が沸き起こることもあるでしょう。

何千何万のお客さんと教室に通う生徒たち。期待する内容に違いはあっても、期待する気持ちに違いはありません。

2018年11月17日(土) 特別練習

今日の特別練習では、来週の珠算名人位決定戦出場者とitest・暗算検定受験者以外は、目前に迫ってきている大会がないため、それぞれが練習内容を自ら決定しました。
参加者が多様だったため、いくつかの練習内容でくくることがふさわしくなかったことから決めました。
生徒たちは突然のことに面食らうかもしれないと半ば覚悟しながら練習内容とその目的をメモ用紙に書くように指示をしました。

ところが、1分も経たないうちに全員が書き上げてきました。
驚きなのは、たとえ小学低学年生であっても、練習内容と目的がハッキリしていて、的確だったことです。
特別練習は自由参加です。自発的に参加しています。
岡山県から特別参加した6名の選手たちも雰囲気になじんで、黙々と課題に取り組んでいました。
目的意識を持って自発的に練習した2時間は濃密な空気に満ちた貴重な時間だったことでしょう。

2018年11月16日(金) そろばん教室選び

そろばんが良い習い事だというのがわかった。
そろばん学習の効用もわかった。
では、どこに通わせれば良いか。


先に書いたフラッシュ暗算イベントで複数の保護者の皆様から受けた質問です。

いくつかポイントがあります。
・使用教材
・授業の雰囲気
・在籍生徒の実力
・在籍生徒の年齢層
・在塾期間

実力は公的機関が行う検定や競技会などのなるべく客観的な物差しでみます。また、実力や期間は突出した事例を除いた平均値で判断する方が良いでしょう。

2018年11月5日(月) フラッシュ暗算体験イベント

11月3日に行いましたフラッシュイベントには、そろばん未経験者が600名超集まっていただく大イベントになりました。大そろばんを使って珠の動かし方の基本を学び、たし引きの原理をそろばんで視覚的にとらえるのは多くの皆様にとって新鮮な体験になったようでした。
そろばん経験者はフラッシュ暗算チャレンジコーナーで1題勝負です。正解者のうち成績上位者のお名前をモニターに表示したところ次々に挑戦者が現れました。最高記録は5段を正解された40代の女性で、挑戦なさる様子を見守るご主人とお子様たちのまなざしが印象に残りました。

2018年11月1日(木) 発言割合

授業における指導者の発言内容はおおよそ次の4つに分けられます。

1.指示的発言
2.指導的発言
3.肯定的発言
4.管理的発言

1は練習内容や使用問題、座席の指定などを指し、2は技術的な指導や計算方法の説明、3は端的に言うと褒めることで4は注意することを指します。

さて、毎日の授業で私たちはどの発言に最も時間を費やしているでしょうか。

生徒の立場からするとどの発言が多い指導者に習いたいでしょうか。

時と場合によって発言割合は変わりますが、常に意識しておきたいものです。

2018年10月31日(水) 検定練習

10月28日は日本商工会議所珠算能力検定と日本珠算連盟段位認定試験が行われました。
そろそろ開塾から20年を迎える星の郷教室ですが、毎日のように新しい教材や指導方法が生まれています。基本となる部分に大きな変更はないのですが、言葉がけや指導に使うアイテム、練習方法、計時の仕方などは日々変化しています。
今回の検定に向けては、結構大きな変化がありました。試験の1か月前から2週間、前回までの試験練習ではしたことのない計時方法を取り入れたところ、軒並み速度が上がっていったのです。
ある先生との雑談の中で思いついた方法だったのですが、受験生にはきっと新鮮なことだったのでしょう。

しかし、この方法も実践したとたんに過去のものになっていきます。今うまくいったとしても、それは新鮮さや指導者の強い思い入れなどが背中を押していることが大きく、次の試験でも効果を発揮するかどうかは全くわかりません。
今の指導が最善だという自信と責任を持ちつつも、同時にその指導が次善かもしれないというおそれと謙虚さを併せ持つのは大切なことです。

2018年10月30日(火) フラッシュ暗算3分間体験

11月3日、午前10時より、大阪南港ATCにおいて、そろばん学習未経験の皆さんを対象にしたフラッシュ暗算体験イベントを開催します。これはATC全体で開催される「咲洲こどもフェスタ」に大阪珠算協会が協賛団体として参加するものです。当日は、経験者の皆さんにも楽しんでいただけるよう、フラッシュ暗算のランキング表示も行います。
3分間体験では、1分間で1〜4までの珠の上げ下げを学び、1分間で1〜4までのたしざんとひきざんを学び、最後にフラッシュ暗算を楽しんでいただきます。
お気軽にご参加になれるイベントですのでどうぞ多くの皆様のお越しをお待ちしております。

2018年5月29日(火) グランプリ大会練習会

7月22日開催のそろばんグランプリジャパン2018に向けて、大阪府代表選手団の合同練習会が7月16日(月・祝)に行われます。
この練習会は、同選手団主催によるものですが、どなたでも参加できます。大会に参加しない方も参加できます。
グランプリ大会の過去問題は日本珠算連盟HPで公開されています。昨年の問題をみますと、一昨年までのものとは明らかに異なった傾向になっています。今年がどうなるかはわかりませんが、練習会では昨年の大会を参考にして作った問題を多く使用します。
合同練習会の詳しいご案内は一般社団法人大阪珠算協会のHPに掲載されていますのでご覧ください。

2018年5月16日(水) ニュースevery

4月30日、「かんさい情報ネットten」で今年のユース大会の模様が放送されました。同じ内容で、日本テレビ「ニュースevery」において5月23日(水)16時台に放送されるという連絡が来ましたのでお知らせいたします。ニュース番組なので、予定が変更になる場合がありますことをご承知おきください。

5月13日(日)、大阪府岸和田市において催された珠算優良生徒表彰式典に出席してきました。今年で13回目を迎える式典ですが、他の行事と重なって行けなかった年を除いて12回出席しています。
表彰状授与の後、1時間ほどのお時間をいただいて表彰生と保護者の皆様向けにお話しをするのが私の役割です。昨年まではそろばん学習の魅力を中心にお話しを構成してきましたが、今年は会場がひな壇のある場所に変更になったため、表彰生の皆さん全員に登壇してもらうことにしました。
やることは単純で生徒の皆さんならば誰もが経験してきたプリントを表返すことだけです。

9名ずつグループ分けし、「ヨーイ、ハジメ」のかけ声に一番早く反応してプリントを表返す動作を美しく完了できるのは誰かを決定していきました。
たかがプリントを表返すだけのことなのですが、しかし、実はわれわれの日々は「たかが」の集合です。
プリントをいかに速く美しく表返すかという意識と行動が、その他の「たかが」をより良くするきっかけになるかもしれません。
上手になると、プリントを表返す動作も洗練されてきます。コンマ一秒を意識するかしないかの違いが動作の違いとなって現れてくるのです。
逆に、動作を素早くすることがコンマ一秒を大切にする意識を芽生えさせることにつながるかもしれません。
そんなことを目指して実施しました表返し競争は、想像以上に盛り上がって、必死さ故に起きる失敗の数々に笑い声が何度もあがる時間となりました。
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最後に、ユース大会の決勝の模様を収録したビデオから、選手たちがプリントを表返す瞬間を全員に見ていただきました。いつもなら何気なく見過ごしてしまう場面のはずなのに、つい先ほどみんなで取り組んだことがあったのかもしれません。会場の200名ほどの皆さんからどよめきの声が上がりました。

「たかがの動作」の映像にあがった大きな驚きの声。私が過去十数年にわたって岸和田市の表彰式典で訴えかけてきたことをすべて足しても遙かに及ばないものが10秒にも満たない映像にありました。
突然の申し出を快く引き受けていただいた岸和田珠算協会の先生方。機敏に、そして一生懸命に取り組んでくれた表彰生の皆さん。温かい目で興味深く見守ってくださいました保護者の皆様。三者のどれか一つが欠けてもあの雰囲気は生み出せなかったものと思います。
大雨洪水警報に続いて、高齢者避難指示までも発令された荒天の一日でしたが、何かとても暖かいものがお腹の底にずっしりと入ってきたような、そんな感覚を持った一日でした。

2018年5月7日(月) パソコンと過ごした一週間

パソコンの不調から始まったゴールデンウィーク。再インストール、パソコンの購入、ホームページデータの移行などなど、ようやくトンネルの出口が見え始め、気持ちよく連休明けの授業に臨めそうです。
能力検定・段位検定・大会・i-test5月号と、各種申込が立て込んでいます。どれもこれも上達するための教材です。
これらの教材には合否や大会成績といった目に見える数字の裏に、目に見えない栄養素がいっぱい詰まっています。連休明け、「効果的な練習・良い空気の流れる空間」を生徒の皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

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