教室前方に貼っている写真をご覧になったことはあるでしょうか。
2019年8月。まだ新型コロナの影も形もなかった頃の合宿最終日、宿舎を後にする際の集合写真です。
2泊3日で、16時間の練習を終えたとは思えない笑顔、笑顔、笑顔。疲れているはずなのに、やりきった充実感と乗り越えた達成感が一人ずつの表情からあふれています。
合宿1日目。朝8時に教室集合。持ち物の点検を済ませてバスに乗り込み3時間。日本海に面した旅館に到着です。部屋割り、昼食を済ませて4時間。入浴・夕食後に2時間。その後自主練1時間。計7時間の練習後班長会議を済ませて小学生は就寝します。中学生以上の希望者はミーティングルームで学校の宿題をしたり雑談をしたりと少々の夜更かしが認められています。
合宿2日目。午前3時間、午後4時間の練習の後、天気が良ければ海岸に出て1時間ほどレクリエーションやリーダーたちが考えたゲームをして親交を深めます。
合宿3日目。午前3時間の練習の後、部屋を掃除して帰路につきます。
これが合宿の主な予定です。文字にするとわずかですが、参加者は濃厚な時間を過ごします。仲の良い友達が1人もおらず、勇気を振り絞って参加した生徒ほど充実した合宿を過ごすことができるかもしれません。事情が許せば全ての生徒に参加をしてほしいと思っているくらいです。
今回は残念ながらバスも宿舎も定員一杯での実施はできないことから、合宿直後に開催される大会の申込者から合宿参加者を募ります。定員に余裕がありましたら募集枠を拡げていきます。合宿の直前には、感染状況によりすべての参加者にPCRの陰性証明の提出が必要となりますが、安心して実施できますようご協力をお願いします。
一昨年春の初の緊急事態宣言発出から今春の第6波を経て、社会はコロナに対して身体面・精神面でかなり免疫を獲得してきたように思えます。学校行事も状況の変化に対応しながら徐々に正常化に向けて進んでいます。マスク着用緩和に関するガイドラインも政府から発表されるに至り、合宿を再開することと致しました。
なお、緊急事態宣言やまん延防止措置の発出により直前での中止の可能性がありますことをお含みおきください。