2021.10.12
みとり算の間違いパターンには実に多くのものがあります。
問題の見間違いに数パターン、はじき間違いに数パターン、その他の要因も数パターンあり、一つの問題にそれぞれが出てくることもしばしば。
間違いが集中力の一瞬の途切れによって起きるものか、覚え間違いによる思い込みによるものか。
きちんと理解して覚えたはずのものが知らず知らずのうちに間違えるようになることもあります。
検定試験練習では、合格点を取る意識が強すぎると合格点に満足してしまって一つの間違いに対する探究心が薄れてしまうことがあります。良い点であっても悪い点であっても、そこに潜む落とし穴に指導者は気づき、適切なアドバイスをおくらなければなりません。
写真は、近所のスーパーで見つけた価格表示板です。この商品の存在を元々知っている人は読み間違いをしないかもしれませんが、通り過ぎざまに一瞬目にして「エッ」と思い、再度ゆっくり読んで納得した方はどれほどいらっしゃったのでしょうか。ちなみに私と私の家族は二度見派でした。
みとり算の見間違いに通じるものがあります。
「ほっとけば」???
2021.08.25
「先輩だらけ」のなかにぽつんと一人おいていかれた入会初日。自分だけが何も知らない状況というのは、なかなか出会えるものではありません。加えて、今まで経験してきた時間の流れるスピードと、目の前を流れていく時間のスピードの違いに面食らって逃げ出したくなることもあるでしょう。
2021.08.09
「なくて七癖」という言い回しがあります。癖がないように見える人でも、詳しく観察すればなにがしかの癖があるという意味です。
2021.07.27
8月8日、大阪珠算協会主催でオンラインによるミニ講習会の企画が持ち上がりました。
私が担当するテーマは「スピードアップのコツ」で、時間は30分程度でしょうか。
短い時間で何をお伝えすれば良いか。
色々悩んだ結果、「能力検定1級のみとり算で満点を取るはじき方」に焦点を当てようと決めました。
そこで指や目線の動きを確認するために自分自身で1級のみとり算を久しぶりにはじいてみると・・・・・・。
はじく目的が違うと見える景色も違っていて、新鮮な発見が結構ありました。
先の6月検定で2級に合格したばかりの生徒複数名にこれらの新たな発見を伝えて、今からミニ講習会までの10日間、変化を見てみようと思います。
2021.07.22
7月17日、一般社団法人大阪珠算協会主催「アバカスフェスタin2021」が開催されました。大会形式は独特で他に類をみないものですが、コロナの影響で昨年は通信制、今年は各教室をオンラインで結んでの実施になりました。
「フェスタ」とはいうものの問題内容・競技内容ともにかなりハードで、かけ算では7桁×6桁、かけ暗算では5桁×4桁の問題も出題されます。会場で実施する場合は、これらの問題に接する前に失点して席を立つ場合もあるのですが、オンラインでは失点に関係なく全員が高難度の問題に取り組むルールになっています。ムリだとわかっていても、とにかくしなければならないのです。
「殻を破る」
答案を見ると、果敢に挑んだ跡がそこかしこに見られました。
諦めるわけでも抵抗するわけでもなく、巨大な壁に真正面から対峙する「伸びたい欲求」の純粋なほとばしりの跡です。
大会が終わって3日。ルーチンの練習問題に戻った選手たちは、確かな変化を感じていることだと思います。
教室名 | 星の郷総合教室 |
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所在地 | 〒576-0022 大阪府交野市藤が尾4-6-10 |
電車の場合 | JR片町線星田駅、または、京阪電車河内森駅から徒歩15分 |
自動車の場合 | 第二京阪道路交野南インターチェンジから5分、交野北インターチェンジから10分 国道168号線西川原交差点を西に入り、1分 |